目次
カボチャはいつから食べられる?
カボチャに含まれる栄養は?
βカロテンやビタミンが豊富!

緑黄色野菜の1つであるカボチャには体の免疫を作る栄養素がたっぷりです。まずはβカロテン。カボチャにはβカロテンが最も豊富に含まれています。
βカロテンは体内でビタミンAに変わり、免疫力を高める働きをします。
また、皮膚や粘膜を強くして健康に保つ働き、そして呼吸器系を守る働きもあります。βカロテンはとっても働き者の栄養素ですね!
次に多いのがビタミンB群やビタミンCです。ビタミンCやビタミンEには抗酸化作用があり、がん予防、風邪予防、疲労回復などに効果的です。他にも食物繊維やカリウムもたっぷり含まれています。
これだけたくさんの栄養がつまったカボチャを赤ちゃんに食べさせない理由はありません。ぜひおいしく調理して、風邪や病気に負けない体を作りましょう。
食べ合わせの良い食材は油や牛乳
栄養分が多いカボチャですが、ほかの食材と一緒になると、さらに効果を発揮します。その1つが油。カボチャに含まれるβカロテンは脂溶性なので油と一緒に調理すると吸収が良くなります。そのため、カボチャを油で炒めるなどの料理が適しています。
また、牛乳もその1つ。牛乳はビタミンAが豊富で、免疫力を高めてくれ、皮膚や粘膜を強化してくれる働きがあります。
カボチャと牛乳を一緒にとることで、より効果的に抵抗力をつけることが出来ます。
下ごしらえ時、アレルギーなどの注意点
アレルギーに注意
カボチャは離乳食初期から食べることができる食材ですので、離乳食中期ではすでに何度も食べていることが多いかもしれませんが、もし離乳食中期で初めて食べるという場合には、アレルギーの心配もあるのであげ方に注意が必要です。
初めて食べる時には、まず小さじ1杯をあげます。万が一、症状が出てしまった時に病院へ行けるよう、午前中か午後の早い時間にあげるようにしましょう。
時間が経ってから症状が出ることもありますので、様子を見ることも大切です。
カボチャの選び方
国産が安心
食べ物の生産地って気になりますよね。特に赤ちゃんが食べるものならなおさら、生産地が選ぶ時にポイントになりませんか?やはり国産だと安心ですよね。カボチャは秋から冬にかけて旬の時期です。
この頃は国産のものが店頭に並ぶので手に入れやすいですが、旬が終わる12月頃から外国産のカボチャが増えてきます。なかなか国産のカボチャが手に入りにくい時は冷凍のカボチャを使うのも1つの手ですよ!買うときは冷凍品でも産地をよく確かめてくださいね。
カボチャの加熱、冷凍のコツと便利な調理器具
冷凍できる?
カボチャは冷凍保存が可能な食材です。離乳食用に下ごしらえをして製氷皿などに小分けにして冷凍すると、使うときに温めてすぐに使えるので便利です。
ですが、カボチャを買ったけどなかなか時間がなくて下ごしらえができない場合もあります。実は、カボチャは生のままでも冷凍出来ますよ。
カボチャの種とワタを取って使いやすい大きさに切り、密閉できる保存袋に入れて冷凍庫へ。使うときは冷凍のまま調理すればいいので便利ですね。
便利な調理道具は?
カボチャを離乳食にする時の便利な調理道具についてご紹介します。どれも、離乳食が完了してからも自宅の台所で活躍するものばかりですよ。
〈シリコンスチーマー〉
カボチャを加熱するときに鍋で茹でたり蒸し器で蒸したりする方法もありますが、シリコンスチーマーを使うと簡単に加熱することが出来ます。シリコンスチーマーにカボチャを入れて電子レンジで加熱するだけです。
〈すり鉢&すり棒〉
加熱した後にすり鉢&すり棒ですりつぶします。カボチャ以外でも使えるし、100均なんかで手に入るので1つあったら便利ですね。
〈マッシャー〉
すり棒同様で、加熱後に使用することで、簡単に潰すことができます。
〈裏ごし器〉
下ごしらえの時に種やワタを取り除きますが、ワタは残りがちです。裏ごし器を使うと柔らかくなったカボチャはすり鉢などを使わずにそのまま裏ごしでき、残っているワタも取り除けるので便利です。
〈製氷皿&ジップロック〉
下ごしらえの後に製氷皿で冷凍すると、小分けになるので使うときに便利です。製氷皿がなくてもジップロックなどの保存袋に薄く平たく広げて冷凍し、包丁の背で分け目をつけておくと、パキパキと折って使えます。
下ごしらえ
【下ごしらえの手順】
1.種やワタをしっかり取り除く。
2.加熱する。
3.つぶしてマッシュにする。
【下ごしらえのポイント】
・皮は加熱したほうが取り除きやすいです。
・カボチャが固くて切れないときは、少し電子レンジで加熱してから切るとよいでしょう。
コズレオリジナル離乳食日記で食べた食材を記録しよう!

毎日作る離乳食。どの食材をいつどのように調理して食べたかを全部覚えておくことも難しいですよね。
そんな時に便利なのがコズレオリジナル離乳食日記!
赤ちゃんが食べた離乳食を記録しておけば
いつどんな食材を試したか?
食べた時はどんな様子だった?
きちんと食材のバランスがとれてる?
などもすぐにわかります。
食べた回数や時間も書くことができますので、これから続いていく離乳食のスケジュールを簡単に管理できます。
ダウンロードして、ご自宅のプリンターやコンビニプリンターで簡単に印刷!手帳やノートに貼る、そのままファイリングするなどお好みに合わせて使うことができますよ。
コズレオリジナルのかわいいデザインの離乳食日記で、ぜひ離乳食の管理をしてみてくださいね♪
おすすめのカボチャを使った離乳食レシピをご紹介します!
カボチャの好き嫌いを調査しました!結果は?
コズレの行った調査によれば、カボチャが好きな子どもは34%(男の子:37%、女の子:30%)。嫌いな子どもは5%(男の子:4%、女の子:5%)という結果となりました!
好きな野菜ランキングの3位。嫌いな野菜ランキングは10位にランクインしました。ふんわりと広がる甘さと、ほくほくの食感がカボチャの魅力ですよね。
子どもがカボチャを嫌いという方は、以下でご紹介するレシピを参考に、いろいろな食材との組み合わせや調理法で克服に挑戦してみましょう。
カボチャとニンジンの白和え(離乳食中期)

それぞれの具材を茹でて、粗くつぶして和えるだけの簡単メニューです。
【材料】(1人分)
豆腐 1/16丁
ニンジン(1cmの厚さの輪切り) 1個
カボチャ(3cm角) 1個
【ポイント】
ニンジンも豆腐も栄養素が豊富に含まれているので、積極的に取り入れたい食材ですね。
離乳食☆中期☆たまごうどん

具だくさんで一品で栄養満点のメニューです
【材料】(1人分)
うどん 2〜3本
カボチャ 1/8個
ニンジン 1/4本
タマネギ 1/4個
かつお節 一つまみ
味噌 小さじ1/2
ゆで卵の卵黄 1個
水 400ml
【ポイント】
ベビー用のうどんもありますが、なければ生めんでも柔らかく煮込めるのでおすすめです。
離乳食◎もちっとカボチャおやき

冷凍保存も可能なので、たくさん作ってストックしておけるレシピです。
【材料】(10個分)
カボチャ 100g
ニンジン 70g
ブロッコリー 3房~
片栗粉 大さじ2
豆腐(あれば) 100g
塩 少々
【ポイント】
豆腐を入れることでもちもちとした食感になります。
[離乳食:中~]カボチャのフレンチトースト
![[離乳食:中~]かぼちゃのフレンチトースト,離乳食,中期,かぼちゃ](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/image.cozre.jp/magazine/post/834412.jpg)
卵を使わないフレンチトーストです。
【材料】(1人分)
食パン 3分の1
牛乳(or粉ミルク) 30cc
冷凍カボチャ 大さじ2
無塩バター 小さじ1/2
【ポイント】
冷凍可能なので、ストックしておくことができます。
(ご参考)コズレ会員「ベビーフード」ランキング・おすすめ診断もチェック!
コズレ会員の皆様が利用したベビーフードの評価を集計。その結果をもとにしたランキングや診断をご覧いただけます。何かと手間がかかって大変な離乳食。ベビーフードは離乳食を進めるうえで助けになってくれますよ。
(ご参考)Amazon・楽天の「ベビーフード」売れ筋人気ランキングもチェック!
まとめ
いかがでしたでしょうか。離乳食初期から食べられるカボチャですが、中期になると食べられるものが少しずつ増えるので、ほかの食材と一緒に調理できるようになります。
苦手な食材も、カボチャの優しい甘さで克服してくれるかもしれません。栄養たっぷりなので積極的に取り入れたい食材ですし、冷凍保存が出来るので使い勝手もいいですね。
離乳食は毎日のことなので、毎回手の込んだものを作る必要はありません。料理が苦手なママでも、心のこもったものならその気持ちは赤ちゃんにも必ず伝わります。きっとかわいい笑顔が見られますよ!
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。