「最近、子どもとゆっくり自然に触れ合う時間が取れていないな…」と感じるママパパは少なくないのではないでしょうか。
都会での生活や日々の忙しさの中で、子どもたちに豊かな自然体験をさせてあげたいという思いはあっても、なかなか実現できないのが現実かもしれません。
そんな中、パルシステム生活協同組合連合会が実施した、職員有志による手作りビオトープでの生き物観察会は、子どもたちの好奇心を刺激し、自然とのつながりを深める貴重な機会となっています。
第1部:新着ニュースのご紹介
出典:chatgpt.com/c/WEB:7f0da1b3-196c-439d-9de2-0d9088883385パルシステム生活協同組合連合会の職員有志で結成された「ビオトープ見守り隊」は、2026年5月30日(土)に、茨城県つくば市谷田部の田んぼに造成した生態系「ビオトープ」で生き物観察会を開催しました。
この活動は、パルシステムが環境・エネルギー政策に掲げる「自然共生社会」の実現に向けた取り組みの一環です。
農薬に頼らない米作りが生み出す生物多様性を実証することを目的としています。
ビオトープは、職員有志が2025年3月に造成したもので、NPO法人里山再生と食の安全を考える会から農地を借り受け、パルシステムグループの職員らが援農活動を行う田んぼの一角に位置しています。
重機で土を掘り起こし、ビニルを張り巡らせて田んぼから水を引き込んだ、まさに手作りの生態系です。
観察会には、約40人の職員とその子どもたちが参加し、素足で田んぼに入って田植えを体験するとともに、ビオトープに住みつく生き物の調査を行いました。
出典:chatgpt.com/c/WEB:7f0da1b3-196c-439d-9de2-0d9088883385ビオトープ内では、田んぼから引き込まれた水や周辺環境から、アメンボやゲンゴロウ、オタマジャクシなど、多様な生き物たちが集まっている様子が確認されました。
田植え後には、稲の根をしっかり張らせるために一時的に田んぼの水を抜いて乾燥させる「中干し」という工程が必要となります。
この際、田んぼ周辺の水路からやってくるドジョウなどの魚類やトンボの幼虫であるヤゴ、オタマジャクシといった水生生物が、行き場を失わないようビオトープ内に引き込むことで、生態系を維持する工夫が凝らされています。
将来的には、ビオトープ内に魚類の生活圏が形成され、トンボやカエルに育った生き物たちによる生物多様性が育まれることを目指しています。
援農水田の周辺地域では、7月から8月にかけてヘイケボタルが舞う姿が見られるとのこと。
ビオトープ内にホタルの餌となるサカマキガイが生息するようになれば、ビオトープや援農水田でもホタルが舞う風景が見られるかもしれません。
化学合成農薬を使用せず米作りをしている田んぼから、多様な生き物が住みつき、ホタルもやってくるビオトープを目指して、今後も調査が継続されます。
この「ビオトープ見守り隊」の活動は、パルシステム連合会が2024年度から開始した職員有志による自主活動制度「パルシステムコレクティブ」を活用したものです。
部門を超えた5人の職員が、「パルシステム2030ビジョン」に掲げる「『たべる』『つくる』『ささえあう』ともにいきる地域づくり」の実現に向け、活動しています。
パルシステムが2004年から産地と共に継続してきた田んぼの生き物調査の意義を、担当部署以外の職員も理解を深めることを目的としています。
産直提携を結ぶ産地で推進している環境保全型農業の意義を可視化し、多様な部門の職員が調査を体験し、ビオトープを見守っていくことで、パルシステムの環境保全活動の輪を広げていくことを目指しています。
パルシステムはこれからも、利用者と職員、産地と共に、持続可能な日本の農業を応援していくとしています。
第2部:コズレ編集部の目線(専門データと育児豆知識)
ここからは、コズレ編集部の視点から、今回のビオトープ活動がママパパと子どもたちにもたらす価値について深掘りしていきます。
自然体験が育む子どもの豊かな心と体
ビオトープでの生き物観察会は、子どもたちの五感を刺激し、好奇心を大きく育む素晴らしい機会です。
コズレの調査データ「子どもの『(初めての)習い事』市場調査2024」によると、ママパパが習い事に求めるメリットとして「子どもの興味・関心が広がる」(75.63%)が最も多く挙げられています。
また、「体力がつく」(41.62%)や「集中力がつく」(43.65%)も上位にランクインしており、自然の中での活動はこれらの期待に直接応えるものです。
土や水に触れ、生き物を探し、その生態を学ぶことは、図鑑や映像だけでは得られない生きた学びとなります。
アメンボやゲンゴロウ、オタマジャクシといった身近な生き物との出会いは、子どもたちの探求心を刺激し、自然科学への興味の入り口となるでしょう。
また、田んぼという普段触れる機会の少ない場所での活動は、子どもたちの冒険心をくすぐり、新たな発見の喜びを与えてくれます。
忙しいママパパも安心!イベント参加のメリット
現代のママパパは、仕事や家事、育児に追われ、自由に使える時間が限られているのが現状です。
コズレの「産後の可処分時間・メディア接触の変化2024」調査では、休日の可処分時間が「1〜2時間」と答えたママパパが30.88%、「1時間未満」が19.43%と、多くのママパパが多忙な日々を送っていることがわかります。
そんな中で、自然体験の機会を設けることは、計画から準備まで、ママパパにとって大きな負担となることもあります。
しかし、今回のような企業やNPOが主催するイベントは、プログラムが用意されており、安心して参加できる点が大きな魅力です。
ママパパは、企画や準備の手間なく、子どもと一緒に純粋に自然体験を楽しむことに集中できます。
また、他の家族との交流を通じて、子育ての悩みや情報交換ができる場にもなり、リフレッシュ効果も期待できます。
家庭でできる!身近な自然との触れ合い方
ビオトープのような大規模な自然環境が身近にない場合でも、家庭でできる自然体験はたくさんあります。
近所の公園で虫探し:小さな虫や植物の観察から、子どもの好奇心を刺激できます。
ベランダ菜園:ミニトマトやハーブなど、育てやすい植物を一緒に育てることで、生命のサイクルや食への関心を育めます。
図鑑や絵本で学ぶ:自然に関する図鑑や絵本を読み聞かせ、興味を持った生き物や植物について一緒に調べる時間を作るのも良いでしょう。
雨の日の水たまり観察:雨上がりの水たまりに集まる生き物や、水面の変化を観察するだけでも、新たな発見があります。
大切なのは、子どもが自然に興味を持つきっかけを作り、その探求心を応援することです。
未来へつなぐ環境教育の重要性
パルシステム連合会が2004年から継続している生物多様性に関する取り組みは、持続可能な社会を次世代に引き継ぐための重要な環境教育の一環です。
子どもたちが幼い頃から自然との触れ合いを通じて、環境問題への関心や、生物多様性を守ることの意義を学ぶことは、未来の地球を守る上で不可欠な経験となります。
このような活動は、単なるレクリエーションに留まらず、子どもたちの豊かな人間性を育み、社会の一員としての自覚を促す貴重な機会と言えるでしょう。
【参照元】
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。

