妊娠・出産は大きな喜びである一方で、産後うつや育児不安、孤立といった課題に直面するママパパも少なくありません。特に、情報過多の現代において、本当に必要な情報がタイムリーに届かないことで、さらに悩みが深まることもあります。そんなママパパの心に寄り添い、必要な時に適切なサポートを届ける新たな取り組みが始まりました。

株式会社Kids Publicは、妊娠8ヶ月から乳幼児期を対象としたメールマガジン『小児科オンライン通信プラス』の提供を開始しました。このメルマガは、妊娠週数や子どもの月齢・年齢に合わせた育児スキルやメンタルケア情報、専門知識を届けることで、孤立しがちなママパパを予防的に支援することを目的としています。

虐待ゼロを目指すKids Publicのプッシュ型支援

産後うつ・虐待ゼロへ!スマホで届く育児サポート出典:prtimes.jp

厚生労働省のデータによると、出産した女性の約10〜15%が産後うつを発症し、妊産婦死亡の最大の原因が「自殺」であるという深刻な実態があります。また、児童虐待相談件数は高止まりを続け、特に生後0歳での死亡事例が最も多い現状です。Kids Publicは、小児科医である代表の橋本氏が臨床現場で虐待を受けた子どもや保護者と出会った原体験から、「病院へ来る手前の人々に自分たちから手を差し伸べる」ことを目指して設立されました。

これまでオンライン相談サービスを通じて支援を届けてきた同社は、さらに一歩踏み込み、自ら相談サービスを利用しない潜在的な孤立層にもアプローチするため、プッシュ型支援としてメルマガを開発しました。出産前から小児科医とつながり助言を受ける「ペリネイタルビジット」や育児のコツを学ぶ「ペアレントトレーニング」の考え方をメルマガ形式で提供することで、保護者自身の育児スキルやメンタルヘルスに向き合う力を高め、困った時の相談先を確保できるよう支援します。

ママパパにとってうれしいポイントは?

このメルマガの最大の魅力は、「必要な情報がタイムリーに手元に届く」プッシュ型支援である点です。コズレの調査(産後の可処分時間・メディア接触の変化)によると、子育て中のママパパの約65%が育児情報の取得を目的としてメディアを利用しており、約46%が妊娠前後でスマートフォンの接触時間が増加しています。忙しい育児の合間に自ら情報を探しに行く手間を省き、スマホで手軽に専門家の知見を得られるのは大きなメリットと言えるでしょう。

また、コズレの調査(ママの習い事)では、約59%のママが「時間がない」ことを理由に自己啓発や習い事をしていないと回答しており、可処分時間の少なさが浮き彫りになっています。このような状況下で、メルマガという手軽な形式で育児の知識やメンタルケア情報を受け取れることは、多忙なママパパにとって非常に価値のあるサポートです。

2025年8月の実証実験では、回答者の約94%がコンテンツを読了し、約88%が「育児に関する知識を得られた」、約73%が「育児に対する気持ちにポジティブな変化があった」、約76%が「育児における行動面でポジティブな変化があった」と回答しています。これらの結果は、このプッシュ型配信がママパパのメンタルヘルスや子どもとの関わりに好影響を与える可能性を示しており、今後のさらなる展開に期待が寄せられます。

【参照元】

PR TIMES + 【虐待ゼロに向けたプッシュ型支援】Kids Publicがペリネイタルビジットに基づくメルマガを提供

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