折り紙「太陽の塔」の作り方動画(岡本太郎)|難易度:初級
岡本太郎の代表的作品「太陽の塔」
出典:www.youtube.com折り紙の使用枚数
1枚(本体のみ)
所要時間
約4分
必要なもの
折り紙3枚(太陽の塔本体、黄金の顔、太陽の顔に使う折り紙)
おすすめの色
白、金色、灰色
ポイント
腕は上を向くように折ってください。
動画では黄金の顔、太陽の顔、黒い太陽をそれぞれ金色、灰色、黒色の折り紙を切り貼りして、作っていますが、黄金の顔を黄色の紙で作り、太陽の顔はペンなどで書いてもOKです!
岡本太郎とはどのような芸術家なのか
岡本太郎の略歴
岡本太郎は小説家の岡本かの子を母に、父は漫画家の岡本一平という芸術一家の長男として1911年にこの世に生まれます。
1930-1940にはフランスに渡り、前衛芸術家のピカソらとも親交を持ちました。1938(昭和13年)27歳には国際シュルレアリスム・パリ展に「傷ましき腕」を出品して、アンドレブルトンらシュルレアリスムの芸術家たちに高く評価されます。
岡本太郎はひどく音楽を愛していて、芸術家たちが集まる場ではよくピアノを弾いており、アトリエにはピアノが置いてあったそうで、創作の合間にジャズやショパンなどのクラシックを演奏していたそうです。
日立マクセルのCMにピアノをの演奏をしながら「芸術は爆発だ」と叫びながら演奏している映像も残されています。
芸術家の共通語である英語、フランス語も堪能、まさに芸術に人生を捧げた日本を代表する芸術家です。
岡本太郎の作品
岡本太郎の作品のジャンルは幅広く、絵画から彫刻、音楽、文章まであらゆる創作活動を行っていました。
身近にあるものとしては、東京都内、近郊には
・「こどもの樹」(渋谷・こどもの城)
・「天に舞う」(渋谷・NHKスタジオパーク)
・「明日の神話」(渋谷・渋谷マークシティ)
・「母の塔」(神奈川・川崎市岡本太郎美術館)
・「太陽」(神奈川・そごう横浜店)
・「躍動の門」「五大陸」 「東京オリンピック参加メダル複製」(千葉・浦安市運動公園)
など、たくさんの絵画、彫刻が街の中の風景の中に溶け込んでいます。
また、彫刻や絵画など多くの作品を展示している岡本太郎記念館が東京の青山に、神奈川には川崎市岡本太郎美術館があります。
東京でもアクセスの良いところに岡本太郎の作品があるので、是非一度、岡本太郎の芸術と人生を鑑賞してみてはいかがでしょうか?
今回、ご紹介したスポットの詳細はこちら
1970年に太陽の塔を制作
太陽の塔は「芸術は爆発だ」の名言で知られる岡本太郎が、1970年に開かれた大阪万博において制作した作品です。
太陽の塔の内部は中空となっており、生命の樹と呼ばれるモニュメントが設置されていました。万博開催時には内部を登れるようになっており、指定のルートを辿ると、生命の誕生から人類の誕生まで、地球にある生命の進化過程を見学することができました。
太陽の塔は、上部に設置されている未来を表す黄金の顔、正面に設置され亭る現在を表す太陽の顔、裏側の背中に描かれている過去を表す黒い太陽、地下に設置されていた地底の太陽(太古の太陽)人間の祈りや心の源を表す地下に地底の太陽の合計4つの顔を持ちます。
黄金の顔にはレーザーのように放光するキセノン投光器が取り付けてあり、万博当時には光が灯され、夜になると目が光るようなデザインになっていました。
現在、地下に設置されていた第4の顔は消失していて見学することはできません。万博終了後の片付けの際に、あまりにも混乱していたために、消失してしまったようです。
太陽の塔自体は現在も、大阪府吹田市の万博記念公園にて公開されています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
岡本太郎が愛した芸術、そして、日本が愛した岡本太郎の芸術がこんなに身近にある。そればかりかたった一枚の白い紙を用意するだけで、簡単に作れてしまうなんて素敵ですよね。
岡本太郎の誕生日は1911年2月26日、まさに日本が変わろうとしたその日に、岡本太郎は生まれたのです。
世界を変えるためにも!(笑)折り紙で岡本太郎の芸術を表現してみましょう!作った折り紙を見て、子どもが感化され、「お母さん、私、絵を描きたい」なんて言うかも。
cozreマガジンでは他にも様々な折り紙の折り方動画を紹介しています。
また、あやとりやわらべ歌など、日本の伝統的な遊びも紹介していますのでそちらもどうぞ!
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