目次
なぜ小さいうちから食事マナーを教えるの?
マナーは積み重ねが大切
「食べ方を見ると、その人が分かる」と言われることがあるように、食べ方は人となりを表す重要な側面です。マナーを欠いた食べ方は周りに悪い印象を与えかねません。
一方で、音を立ててごはんを食べたり、肘をついていたりしていても、大人になってからマナーを指摘されることはほとんどありません。
そのため、子どもの頃からしっかりとマナーを身につけることが不可欠です。
マナーは言われてすぐに習得できるものではありません。だからこそ、小さいうちから毎日繰り返して積み重ねていくことが大切なのです。
きちんとした食事マナーは、大人になったときにきっと役立つ財産になりますよ。
【年齢別】子どもに教えたい食事マナー
2歳、3歳::食べ方の基本を身につけましょう
2歳を過ぎるとママパパのいうことを少しずつ理解してきます。子どもの様子をみながら、食卓での基本的なマナーについて声がけしてみましょう。
●口に入れすぎず、よく噛んで食べる
口に入れすぎるとよく噛めず、飲み込めないので、吐き出してしまうことがあります。子どもはついつい欲張って入れすぎがちになってしまうので、入れすぎた時は声をかけてあげましょう。
●スプーンやフォークで遊ばない
食事に飽きてくるとスプーン、フォークでお皿や机を叩いてしまうことがあります。2歳すぎからきちんと注意していきましょう。
●姿勢よく食べる
肘をついたり、猫背で食べたりすることが習慣づいてしまっていたら、きちんと注意していきましょう。
4歳頃から:周囲へのマナーを意識しましょう
4歳頃になると少しずつ社会性が芽生え、周りの人への思いやりや気遣いができるようになります。
食事の場面においても、周りの人が落ち着いた環境で食べられるよう気遣いが必要であることを伝えましょう。食事中の雑音は、まわりの人を不快な気分にさせてしまう可能性があることも説明します。
具体的には、
●口に食べ物を入れたまましゃべらない
●音を立てて食べない
●食器を使う際に音を立てない
などのマナーを、この時期からしっかり身につけられるといいですね。
音を立てて食べることは不快に感じる人が多いので、特に注意が必要です。口を閉じて食べることで、食べる音を最小限に抑えられますよ。
5歳頃から:マナーの理解を深めましょう
5歳頃になると、園生活で作物を育てたり家庭で料理を手伝ったりと、食材に触れる機会が増えますよね。
その機会を利用して、
・この料理はどんな食材からできているのか
・食材はどこからきたのか
・生産者や料理を作る人はどんな思いを込めたのか
など、食について子どもと話をしてみましょう。
食卓に並ぶ料理の背景を知ることで、食材を大切にしようという気持ちが芽生えます。そして、「大切な食材はきちんとしたマナーで食べよう」とマナーの重要性をより深く理解できるようになります。
また、日本にはたくさんの年中行事があり、おせちや恵方巻など食を通して行事を楽しむ機会も多くありますよね。
年中行事の料理は日本の食文化に触れる良い機会です。行事を楽しむなかで「ご飯とお椀の置き方」「魚の頭の向き」など日本食についてのマナーにも目を向けてみましょう。
お箸の持ち方はいつ教える?
お箸の持ち方はどうやって教える?
スプーン、フォークに慣れた子どもにとって、お箸で何かをつかむというのは想像以上に難しいものです。
まずは鉛筆持ちに慣れることからはじめましょう。大人が正しい持ち方を見せて説明してあげるといいですね。
鉛筆持ちに慣れたら、掴みやすい食材でチャレンジしてみましょう。
ママパパと同じようにお箸でつかめると、子どもは自信がついて練習にも意欲が出ますよ。
各種のトレーニング箸が出ています
トレーニング箸は子どもの年齢に合わせて、最適なものを選んであげましょう。
2歳におすすめのトレーニング箸
リングがついていて2本のお箸が連結しているタイプが使いやすいと思います。早くから始めた場合は、徐々に補助を少なくしていく必要があります。3~4歳におすすめのトレーニング箸
リングがなく、指を置く正しい位置にくぼみがついているタイプの矯正箸や、リングがついていてもお箸が分かれているタイプから練習するのがおすすめです。ママ達の体験談
ママ達はこんな風に食事マナーを教えています!
先輩ママに食事マナーをどのように教えているか、気をつけていることなどを伺いました。ママ仲間の体験談を読んで、ぜひ参考にしてくださいね。
★それぞれの体験談は下の写真横のタイトルをクリックするとお読みいただけます★
おすすめの絵本やトレーニング箸を紹介します
ここで紹介するおすすめの商品一覧
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商品名 | テーブルマナーの絵本|高野 紀子 | やってきたオハシマン―正しいはしの持ち方と食事のマナー|箸匠せいわ | エジソンのお箸baby 1歳~ 右手用|ビリーブ | トレーニング箸 練習箸 14cm パウパトロール|スケーター(Skater) | 矯正箸 三点支持箸 右利き用 14cm|イシダ |
参考価格 | 1,760円 | 1,320円 | 843円 | 1,249円 | 723円 |
特徴 | 食事のマナーをキツネやウサギなどの動物たちがやさしく教えてくれる絵本です。 | 「オハシマン」というヒーローが出てきて、給食を食べている子どもたちにお箸の持ちかたを教えてくれます。 | 2歳前から使用できるトレーニング箸です。 | 上達段階に合わせて練習ができるトレーニング箸です。 | トレーニング箸を卒業したあとにおすすめです。指の位置にくぼみがあります。 |
リンク |
テーブルマナーの絵本|高野 紀子

食事のマナーをキツネやウサギなどの動物たちがやさしく教えてくれる絵本です。お箸や器の置き場所、お箸のルール、お店で外食したときに気を付けることなど、大人もマナーを再確認することができますよ。
イラストもとてもきれいで分かりやすいので、子どもが成長していく過程で折に触れて読み返したくなる一冊です。
この商品の基本情報
*参考価格:¥1,760*ページ数:59
口コミ



やってきたオハシマン―正しいはしの持ち方と食事のマナー|箸匠せいわ

「オハシマン」というヒーローが出てきて、給食を食べている子どもたちにお箸の持ちかたを教えてくれます。練習の方法、お箸の良い持ち方と悪い持ち方など、お箸を使い始めるときに知っておきたいことがイラストでわかりやすく解説されています。
かっこいいヒーローの登場に子どももわくわくしながらお箸の持ちかたや食事マナーを学ぶことができると思いますよ。
この商品の基本情報
*参考価格:¥1,320*ページ数:32ページ
口コミ



エジソンのお箸baby 1歳~ 右手用|ビリーブ

トレーニング箸といえば、このエジソンのお箸を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。こちらは2歳前から使用可能です。
リングに指を入れるだけで、握力がない子どもでも簡単に正しく持てるようになっています。写真は右手用ですが、左手用もあります。
この商品の基本情報
*参考価格:¥843口コミ



トレーニング箸 練習箸 14cm パウパトロール|スケーター(Skater)

こちらは上達段階に合わせて練習ができるお箸です。
リングが取り外し可能なので、はじめは全てのリングを付けて持ち方を練習、次に親指のリングだけを付けて上の箸を動かす練習、と段階的に練習ができます。
四角い箸先で滑り止め加工もされているので、しっかりとつまめます。
パウパトロール以外に、トミカやすみっこぐらしなどたくさんの種類があります。好きなキャラクターと一緒にお箸の練習ができますよ。
この商品の基本情報
*参考価格:¥1,249口コミ



矯正箸 三点支持箸 右利き用 14cm|イシダ

トレーニング箸が上手に使えるようになったら、こちらのお箸にステップアップしてみましょう。
指の当たる部分がくぼみになっていて、正しいお箸の持ち方を自然に身に付けることができます。子どもに分かりやすいイラストもついていますよ。
14cmは、目安として3歳の標準サイズとなっています。15cmから18cmまで4サイズが用意されているので、子どもの成長に合わせてサイズアップするといいですね。
この商品の基本情報
*参考価格:¥723口コミ

おすすめ絵本やトレーニング箸一覧表
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商品名 | テーブルマナーの絵本|高野 紀子 | やってきたオハシマン―正しいはしの持ち方と食事のマナー|箸匠せいわ | エジソンのお箸baby 1歳~ 右手用|ビリーブ | トレーニング箸 練習箸 14cm パウパトロール|スケーター(Skater) | 矯正箸 三点支持箸 右利き用 14cm|イシダ |
参考価格 | 1,760円 | 1,320円 | 843円 | 1,249円 | 723円 |
特徴 | 食事のマナーをキツネやウサギなどの動物たちがやさしく教えてくれる絵本です。 | 「オハシマン」というヒーローが出てきて、給食を食べている子どもたちにお箸の持ちかたを教えてくれます。 | 2歳前から使用できるトレーニング箸です。 | 上達段階に合わせて練習ができるトレーニング箸です。 | トレーニング箸を卒業したあとにおすすめです。指の位置にくぼみがあります。 |
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まとめ
いかがでしたでしょうか。食事マナーを子どものころから身に付けて、大人になったときに、誰とでも楽しく気持ちよく食事ができるようになってほしいものです。
強く注意してしまうこともあるかもしれませんが、言い過ぎてしまって、食事の時間が嫌になってしまってはいけませんよね。難しいところではありますが、楽しく食事をしながら、毎日少しずつ正しいマナーを身に付けていけたらいいですね。
子どもの性格、成長によって、いつ、どのようなマナーを教えていくかは変わってきます。お子さんが何に興味を持っているのかなども判断しつつ教えていきましょう。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。