スイカにおばけ?ドキドキの夏を楽しもう!(年少編)
【1】まほうの夏| 藤原 一枝 はた こうしろう

子どもの頃の夏休みは祖父母や親戚の家で過ごした、というママパパも多いのではないでしょうか?
『まほうの夏』はそんな記憶が懐かしくなる1冊。東京から遊びに来た兄弟が、海水浴に釣り、川遊びを満喫!夕立にあってびしょ濡れになる二人がまぶしく見えてきます。
お子さんとこんな夏が過ごせたら最高ですね!
【2】モリくんのすいかカー|かんべ あやこ

モリくんは、きつねさんやねずみさんたちと海水浴に!大きなスイカで作ったスイカカーは浜辺だけでなく、海にも入っていくのですが…。
実はモリくんはコウモリ。コウモリが主役の絵本は珍しい気がしますが、いろいろな動物たちと仲良くしている姿を見ていると幸せな気分になりますよ♪
まだ海に行っていない親子も、一足先に海気分を味わってみてください。
【3】おばけかぞくのいちにち|西平 あかね

怖がりさんでも楽しく読める、おばけ一家のお話をご紹介します。
さくぴーとたろぽうはおばけのきょうだい。夜起きて、ご飯を食べて保育園に向かいます。人間とはあべこべ生活ですが、ごはんをこぼしたり、お父さんがビールを飲んだりしているのを見ると、親近感しか感じられません!
“くものすスープ”や“どくきのこサラダ”がどんな味か、お子さんと想像してみてくださいね。
夏の自然や冒険を感じるストーリー絵本(年中編)
【1】ねこざかなのすいか|わたなべ ゆういち

しかけ好きのお子さんにぴったりなのが、この絵本。
仲良しのねことさかなが「ねこざかな」になって海辺で遊んでいると、スイカが流れてきます。食べようとした2人でしたが、どうやら誰かのお祝いのようで…?
スイカが割れるしかけがダイナミックで夏らしさ全開!単純だけど、何回でも試したくなるおもしろさですよ。
【2】うみの100かいだてのいえ|いわい としお

大人気絵本『100かいだて』シリーズの海バージョンがこちら!
大きな船から落ちたお人形・テンちゃんが海の中で出会ったのは、たくさんの海の生き物たち。みんなのお部屋はとても個性的で、イルカのおうちはイルカ型、ヒトデのお部屋は星型でキラキラ!
「〇〇ちゃんだったらどのお部屋がいい?」なんて話しながら読むと楽しそうですよ♪
先輩ママパパの口コミ


【3】めっきらもっきらどおんどん|長谷川 摂子

夏と言えば冒険!ちょっと怖いけど不思議な世界を味わってみませんか?
でたらめな歌を歌ったかんたが迷い込んだのは、知らない世界の夜の山。へんてこな3人組と楽しく遊びますが…。
何といっても素晴らしいのが、かんたたちが遊んでいる時の疾走感!呪文のようなタイトルと一緒に楽しんでくださいね。
先輩ママパパの口コミ


夏のひとときをじっくり味わう(年長編)
【1】ノラネコぐんだん アイスのくに|工藤 ノリコ

工藤ノリコさんの人気シリーズにも夏らしい絵本がありますよ。
アイスが食べたいノラネコぐんだんは、配達帰りのアイス缶に忍び込み、アイス工場に潜入しますが…。
凍えるノラネコたちを助けたペンギンとの熱い物語は、シリーズ中最高傑作との声も!ぜひご覧ください!
【2】はなびのひ|たしろ ちさと

たぬきのぽんきちはお母ちゃんに頼まれて、花火職人のお父ちゃんに夜食を届けに行きますが、これが大変な騒ぎに!
夜空にドーンと咲く大輪の花火が江戸の街並みにぴったり。まるで鳥獣戯画のような登場人物(動物?!)たちからも目が離せません。
時代劇のような世界観に、きっとお子さんも興味津々ですよ!
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【3】14ひきのせんたく|いわむら かずお

ママパパにもおなじみの14匹シリーズは、今でも子どもたちに大人気!
降り続いた雨がやみ、14匹はたくさんの洗濯物を持って川に洗濯に向かいます。ジャブジャブお洗濯する14匹のかわいさはもちろん、キラキラ光る川の透明感、水の波紋が涼しげで何とも爽やか。
「水遊びしたくなっちゃうね!」なんて話しながら読んでみてくださいね。
まとめ
夏は、子どもたちの五感を刺激してくれる特別な季節。
今回ご紹介した絵本には、すいかの甘さや海のきらめき、花火の高鳴りなど、心に残る“夏”がたっぷり詰まっています。
ぜひお子さんと一緒にページをめくりながら、絵本の中でも夏を楽しんでくださいね。
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